fresh digitable

めんどくさかったなってことを振り返ったり振り返らなかったりするための記録

Windows7におひとりさまtracの環境をつくった

以前から自分用のTodoリストというか、今やってる仕事の気になる点とか経緯とかを追いかけるためのissue/bug tracker的なものがほしいと思っていて、Redmineを入れようとしてRubyのインストールで挫折したりしてたんだけど、trac...そういうのもあるのか…と思って孤独にインストールしてみた。

覚えている範囲で手順をメモしておく。基本的には公式サイトの手順通り。

  1. 依存コンポーネントのインストール
    • python (2.7)
    • setuptool
    • Genshi (0.6)
    • sqlite/postgresql/mysql とそのクライアントも必要なんだけどpython2.7には標準でsqlite3のクライアントが付いている。DB本体は以前に入れていたようで今回は作業を省略
    • svn/git/hg もあるといい。git(1.9)が入っていたので作業は省略
    • Webサーバもあるといいんだけど今回はtractracdというWebサーバを使うので作業を省略
    • その他にも多言語かとかシンタックスハイライトとかあるけど今回はどれも入れなかった
  2. trac (1.0.6) のインストール
    • pipとかでも入れられるようだけど今回はインストーラを使った
    • python_home/Scriptsの下のtrac-adminとかを使うのでPathを通しておく
  3. プロジェクトリポジトリを作る
    • trac-admin /path/to/project initenv
  4. 認証の設定をする
    • 公式サイトにmd5sumを使う例が載っているが、cygwinでやっているのが良くないのか、最後に*-みたいな余計な文字が出力されるのでファイルができたら忘れずに消す
    • 最後に登録した管理者アカウントにtracの管理者権限を割り当てる
    • trac-admin /path/to/project permission add (userid) TRAC_ADMIN
  5. サービスに登録したかったが諦めた
    • 公式サイトのcygrunsrvを使う方法を試してみたけど認証情報を書いたファイルが読み込めなくてダメだったし、そもそもnet stop tracdで止めてもpythonのプロセスは残り続けるパターンなので微妙。python tracd-script.py ほげほげに書き換えてみたけど起動しなかった。
    • scで直に登録しようとしたが、python tracd-script.py ほげほげは起動した後、リクエスト待ち受け状態になってscに終了コードがわたらないためか起動に失敗する
    • 結局batファイルに起動コマンド書いて毎回ダブルクリッコすることにした

負けた感半端無いがどうせお一人様用だし作業用の端末上でしか動かないので適当でよい。